ホームページのリニューアルや制作会社の変更で、特に注意が必要なのがドメインとメールです。ドメインの切り替えを誤ると、サイトが表示されないだけでなく、業務メールが届かなくなる可能性があります。
実務では、ドメイン管理会社、WEBサーバー会社、メールサービス、既存の制作会社が別々になっていることがあります。最初に「誰が何を管理しているか」を一覧にし、担当範囲を決めることが重要です。

移設前に確認するもの
- ドメインの管理会社と契約者
- DNSを変更できる担当者
- 現在のWEBサーバーとデータ一式
- WordPress本体、データベース、画像
- メールサービスと必要なDNSレコード
- SSL、フォーム、アクセス解析の設定
Google Workspaceなど外部のメールサービスを利用している場合、WEBサーバーを変更してもメール設定を正しく維持できます。ただしDNSのMX、TXT、SPF、DKIMなどを誤って消すと送受信に影響します。新サイトのDNSだけを追加するのではなく、既存レコードを保存してから変更します。
安全な進行順序
- 現状の契約・DNS・データを確認する
- 既存サイトとデータベースをバックアップする
- 新サーバーでサイトを再現し動作確認する
- フォーム、SSL、計測タグを確認する
- メール用DNSを維持したままWEB側を切り替える
- 公開後に表示、送受信、問い合わせを再確認する
よくある質問
Q. ドメイン移管とサーバー移設は同じですか?
別の作業です。ドメインの管理会社を変えずに、参照先のWEBサーバーだけを変更することもできます。
Q. 切り替えにどのくらい時間がかかりますか?
DNSの変更は順次反映されるため、一定時間は旧環境と新環境の両方にアクセスされる可能性があります。その前提でデータと受付方法を準備します。
移設で最も大切なのは、作業そのものより関係者間の役割整理です。サーハビーでは、メール事業者や既存制作会社とも連携し、事業を止めない順序を組み立てます。