ホームページ改善には二つの「現場」があります。一つはGA4やSearch Consoleに表れるユーザー行動という現場。もう一つは、日々ホームページを運用する担当者の現場です。数字だけでも、担当者の感覚だけでも、改善策は偏ります。
GA4では、どのページが見られ、どの経路で訪問し、問い合わせなどの行動につながったかを確認します。Search Consoleでは、どんな言葉で検索結果に表示され、何回クリックされ、平均順位がどう変化したかを確認します。両者を合わせると「検索では見られているがクリックされない」「訪問は多いが問い合わせへ進まない」といった問題を分けて考えられます。

最初に見るべき指標
- 検索表示回数とクリック数
- 検索クエリと掲載順位
- 流入ページと離脱の傾向
- 問い合わせ・電話・LINEなどの成果
- 前月比ではなく3か月以上の変化
数字を毎月並べるだけではレポートの価値は生まれません。「なぜ変化したか」「次に何を試すか」を決める必要があります。たとえば表示回数が増えてクリック率が下がった場合、順位の低い新しい検索語で表示され始めた可能性があります。単純に悪化と判断せず、クエリごとに確認します。
一方、WEB担当者から「施工事例を追加するための写真が集まらない」「更新方法が複雑で後回しになる」という声があれば、数値分析以前に運用の仕組みを直す必要があります。入力項目を減らす、写真の共有方法を決める、月1回の更新時間を確保するといった改善が有効です。
よくある質問
Q. アクセス数は多いほど良いですか?
目的に合う人が訪問しているかが重要です。採用サイトなら応募候補者、地域サービスなら対象地域のユーザーが増えているかを見ます。
Q. 毎月どこまで分析すべきですか?
主要な成果、流入ページ、検索語、前月に実施した改善の結果を確認し、次の一手を一つ決めるところまで行います。
ホームページは、公開時の仮説をデータと現場の声で育てていくものです。サーハビーでは数字を説明して終わるのではなく、お客様と次の改善行動を決めるためのアクセス解析を目指しています。